其日庵の世界
杉山茂丸[著]
坂上知之[解説]
ホラ丸ワールドの真義と奥義
其日庵叢書第一編+第二編。辛抱の学、法螺の道、借金の業、義太夫、刀剣。怪人・其日庵杉山茂丸が「暴論」をもって問う開国日本の病理。近代日本神経衰弱、荒療治。ホラ丸其日庵流人間学のエッセンス。長文解説「法螺丸の虚実」坂上知之著。
造本 A5判上製 384p
価格 定価5170円(本体4700円+税10%)
刊行 2006年11月
ISBN 978-4-902854-22-0
●著者紹介
杉山茂丸(すぎやま・しげまる/1864-1935)
福岡出身。号は其日庵。明治、大正、昭和の政財界舞台裏で、経済、内治、外交、軍事一体の経綸を仕事とした。国内、台湾、朝鮮における鉄道港湾開発事業や銀行創設、満鉄創設、外債導入などの実業から、日清日露の開戦および終戦講和、さらに内閣や政党の組織工作まで、伊藤博文、山県有朋を初めとする元老や内外の資本家と連携して活動。作家の夢野久作は長子で、その子にインド緑化の父として知られる杉山龍丸がいる。著作は、代表作の『百魔』『俗戦国策』(復刻版書肆心水)『其日庵叢書』(復刻版書肆心水『其日庵の世界』)のほか、趣味とした義太夫浄瑠璃関係を含め多数。