大川周明道徳哲学講話集 道――人格的生活の原則 中庸新註
大川周明[著]

論客大川周明、その倫理思想の根柢

自然法則と人間生活の関係、あるいは「天地人」について。――東京裁判のA級戦犯容疑者のうち唯一の民間人だった大川周明。その大川がこの倫理思想の持ち主であることをどう考えるべきか。「人格的生活の原則」で自己の倫理学の要点を簡潔に示し、「誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり」で知られる『中庸』を大川一流の視点から読解。一般聴衆に向けて平易に語った講義録。

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造本 A5判上製 192p
価格 定価3080円(本体2800円+税10%)
刊行 2008年5月
ISBN 978-4-902854-44-2 C0012

●目 次

人格的生活の原則

第一 道徳の自然的基礎

 道徳的理想の確立
 人格の無限性
 羞 恥
 愛 憐
 敬 畏

第二 人格的生活の原理

 克己の原理
 愛人の原理
 敬天の原理
 智仁勇の意義

中庸新註(返り点付き原文および読み下し文併録)

 緒 論
 一
 二
 三
 四
 五
 六

著者紹介

大川周明(おおかわ・しゅうめい/1886-1957)
山形生まれ。東京帝国大学卒(宗教学専攻)。満鉄東亜経済調査局編集課長、拓殖大学教授などを兼任。北一輝、満川亀太郎らと猶存社を、その後行地社を結成し、国家改造運動を推進。5.15事件で逮捕。東京裁判A級戦犯容疑者となるが、精神障害のため不起訴となる。晩年は、国家再出発のためには国家の土台である衣食住を堅固にしなければならないと、農法改善による農村復興のための農村行脚を死に至るまで行なった。