朝鮮の美 沖縄の美――柳宗悦セレクション
柳宗悦[著]

民族の生活と自然が生み出す美

朝鮮と沖縄の伝統工芸の美を紹介し、技巧の末に堕ちた現代に反省を促す。「私たちは日本にしろ米国にしろ朝鮮にしろ、政治は独立性の真の根拠にはならぬと考えている。そうして私たちは科学とか宗教とか芸術とかいうものに真の独立性の基礎があると信じている。」(柳宗悦)

シリーズ他巻 仏教美学の提唱――柳宗悦セレクション

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造本 A5判上製 288p
価格 定価5720円(本体5200円+税10%)
刊行 2012年6月
ISBN 978-4-906917-01-3 C0072

●目 次

朝鮮の美

「朝鮮民族美術館」の設立に就て
朝鮮の美術
朝鮮の品々
李朝陶磁器の特質
李朝窯漫録
李朝の壺
「高麗」と「李朝」
朝鮮茶碗
李朝陶磁の美とその性質
李朝陶磁の七不思議
朝鮮の木工品
朝鮮の石もの

沖縄の美

挿絵略解
挿絵小註
沖縄の民芸
芭蕉布物語
『沖縄織物裂地の研究』序
現在の壺屋とその仕事
琉球の富

柳宗悦略年譜

●著者紹介

柳宗悦(やなぎ・むねよし/1889-1961)
民芸研究家・宗教思想家。東京帝国大学文科大学哲学科卒業。雑誌『白樺』創刊に参画。「民芸」という言葉を造り民芸運動を提唱。調査収集と各種の展覧会開催を推進。1936年東京駒場に日本民芸館を設立。