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玄洋社社史――新活字復刻版

玄洋社とその時代

頭山満ら玄洋社の思想と行動を、同時代の資料とともに記録。征韓論論争、西南戦争から自由民権運動を経て日清日露戦争と韓国併合まで、明治大正日本政治史の裏面。新活字と現代表記で読みやすくした復刻版。近現代日本における政治対立の原型である民権論/国権論の由来と経緯を、西洋列強、そして特に中国・朝鮮との関係における玄洋社の歴史が証言する。

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著者 玄洋社社史編纂会
書名 玄洋社社史――新活字復刻版
体裁・価格 A5判上製 448p 定価8690円(本体7900円+税10%)
刊行 2016年8月
ISBN 978-4-906917-57-0 C0021

●目 次

第1章  玄洋社
第2章  その郷土と外交関係
第3章  明治初年の日韓関係
第4章  征韓論
第5章  内治党の対韓策
第6章  新政府に対する反感と征韓論の影響
第7章  福岡志士の活動
第8章  薩南の風雲
第9章  福岡の変
第10章 福岡志士と高場乱
第11章 民権論の創説
第12章 志士の出獄 民権論の唱道
第12章 国会開設請願
第14章 政社の勃興
第15章 玄洋社生まる
第16章 玄洋社徐々外に対す
第17章 条約改正問題
第18章 井上案改正条約
第19章 大隈案の条約改正
第20章 改正案と国民の熱憤
第21章 改正案と玄洋社
第22章 来島の決心
第23章 十月十八日の閣議
第24章 ああ、霞ヶ関
第25章 玄洋社の国権主義
第26章 選挙干渉
第27章 天佑侠
第28章 日清戦争
第29章 憲政党と平岡
第30章 日露の危機迫る
第31章 日露交戦
第32章 日韓併合
第33章 支那革命と玄洋社
第34章 玄洋社の現在と将来
第35章 玄洋社員の面影
第36章 剣光余談