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山県元帥

山県有朋の情理を語る

近代化日本の軍政を構築して統率した山県有朋。其日庵一流の語りで伝える山県の人生における情と理。山県、伊藤博文ら元老と直に交わった杉山茂丸の目に映る元老政治の舞台裏。

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著者 杉山茂丸
書名 山県元帥
体裁・価格 A5判上製 352p 定価7590円(本体6900円+税10%)
刊行 2020年6月
ISBN 978-4-910213-03-3 C0023

目 次

自 序

第一篇 少年時代
第二篇 青年時代
第三篇 馬関の攘夷戦時代
第四篇 対幕戦時代
第五篇 王政維新時代
第六篇 戊辰戦役時代
第七篇 政府改革時代
第八篇 日清戦争時代
第九篇 元老となりて
第十篇 重患から葬儀まで
附録 雑録篇
山県有朋年譜
追録 著者の追憶


●著者紹介

杉山茂丸(すぎやま・しげまる)1864年生、1935年歿。福岡出身。其日庵と号する。明治、大正、昭和の政財界舞台裏で、経済、外交、軍事一体の経綸に尽力した。国内、台湾、朝鮮における鉄道港湾開発事業や銀行創設、満鉄創設、外債導入などの実業から、日清日露の開戦および終戦講和、さらに内閣や政党の組織工作まで、伊藤博文、山県有朋を初めとする元老や内外の資本家に関係して活動。作家の夢野久作は長子。著作は、代表作の『百魔』『俗戦国策』(復刻版書肆心水)『其日庵叢書』(復刻版書肆心水『其日庵の世界』)のほか、趣味とした義太夫浄瑠璃関係を含め多数。