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語る大拙 鈴木大拙講演集1 禅者の他力論

くだけた語りで大拙の思想が分かりやすく示された講演集

「仏教というものは禅宗も真宗もなし、その器根によって受け容れるものが、ああにもなり、こうにもなると思うておっていい。」

第2巻 大智と大悲

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著者 鈴木大拙
書名 語る大拙 鈴木大拙講演集1 禅者の他力論
体裁・価格 A5判上製 320p 定価7040円(本体6400円+税10%)
刊行 2017年7月
ISBN 978-4-906917-69-3 C0015

●目 次

捨ててこそ
予の真宗観
自然法爾
色即是空
わが真宗観〔1〕
親鸞聖人の思想
在家の仏教
清沢満之は生きている
わが真宗観〔2〕
念仏の本義
真宗概論
浅原才市翁の日記

附録
真宗管見
わが浄土観

●著者紹介

鈴木大拙(すずき・だいせつ) 1870年金沢市に生まれる。1966年歿。本名鈴木貞太郎。石川県専門学校(のち第四高等中学校)で西田幾多郎と出会う。中途退学して英語教師となり、上京して東京専門学校(のち早稲田大学)、東京帝国大学で学ぶ。座禅にはこの頃から本格的に取り組み始め、師釈宗演より「大拙」の居士号を受ける。1897年渡米。1909年帰国。帰国後は学習院教授、大谷大学教授などを歴任。1949年文化勲章受章。老いても欧米各地へ出かけ仏教思想を鼓吹する。主著『禅思想史研究』『臨済の基本思想』『金剛経の禅』『般若経の哲学と宗教』『浄土系思想論』『仏教の大意』『無心ということ』『日本的霊性』『禅と日本文化』など。