エッセンシャル・ニシダ 国の巻 西田幾多郎日本論集 敗戦後、多大の批判を受けてきた問題の論点。 デモーニッシュなる歴史的生命、あるいは、近代日本のパッション。 西田はどう「間違っている」か? 1938.「日本文化の問題(講演版)」 1940.「日本文化の問題(単行本版)」 1944.「国 体」(哲学論文集第四補遺) 1941.「国家理由の問題」 * 附) 全著書目次一覧=年代順論文リスト、語句・人名索引 シリーズ他巻→ 『エッセンシャル・ニシダ 即の巻 西田幾多郎キーワード論集』 シリーズ他巻→ 『エッセンシャル・ニシダ 命の巻 西田幾多郎生命論集』 |
* 刊行の趣旨をご紹介してあります。 こちら のページへどうぞ。
* 書評記事の断片をご紹介してあります。 こちら のページへどうぞ。
著者 西田幾多郎
書名 エッセンシャル・ニシダ 国の巻 西田幾多郎日本論集
体裁・価格 A5判並製 224p 定価2750円(本体2500円+税10%)
刊行日 2007年9月30日
ISBN 978-4-902854-35-0 C0010
著者紹介
西田幾多郎 (にしだ・きたろう)
1870(明治3)年、石川県生まれ。哲学者。第四高等中学校中退、帝国大学文科大学哲学科選科修了。第四高等学校講師を経て教授。この時期より参禅への関心を強め、禅師につく。号の寸心はこのころ雪門老師より受けたもの。その後、学習院教授を経て、1910(明治43)年、京都帝国大学文科大学助教授。1911(明治44)年、『善の研究』を処女出版。1913(大正2)年、京都帝国大学文科大学教授。1917(大正6)年に『自覚に於ける直観と反省』を岩波書店より出版し、以後、『働くものから見るものへ』『一般者の自覚的体系』『無の自覚的限定』『哲学の根本問題』『哲学論文集(第一〜第五)』等、最晩年まで同書店より多数の単行本を出版、これらは後に『西田幾多郎全集』(岩波書店)に収められる。1928(昭和3)年、京都帝国大学を停年退職。1940(昭和15)年、文化勲章受章。1945(昭和20)年6月7日、病のため鎌倉にて死去。
目 次
西田幾多郎著書目次一覧(=時代順論文リスト)
日本文化の問題(講演版)
1938年(『京大学生課叢書第四編』)
日本文化の問題(単行本版)
1940年
国 体(哲学論文集第四補遺)
1944年
国家理由の問題
1941年(『哲学論文集 第四』所収)
附録小篇 日本的ということに就て
附録小篇 伝 統
西田幾多郎略年譜
語句・人名索引